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OBOG会

大久保明菜さん(おおくぼあきな)

平成16年度インターナショナルリーダーシップアカデミー参加生

大久保 明菜(おおくぼ あきな)さん

高校生プログラムILA(インターナショナル・リーダーシップ・アカデミー)のOBで、現在シンガポールで日本語教師として活躍する大久保さんにインタビューしました。

Q1. 日本語教師になろうと思ったきっかけ

「日本語ひろば」でのボランティアがきっかけでした。国語とは違う、外国語としての日本語に接し、ソトから日本を見ることで新しい発見がありました。もともと外国の言語や文化に触れるのが好きだったので、反対に日本語や日本の文化を紹介する立場で国際交流に関われたらと思い、日本語を教える仕事に興味を持ちました。

Q2. シンガポールでの生活で驚いたこと

多民族国家なので、仏教、キリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教などが共存しています。食べ物はもちろん、学校や街並み、お祭りも地域によって様々で、祝日も各宗教につき2日ずつ平等に設定してあるそうです。電車ではいろいろな言語が飛び交っていて、友達同士で英語を話していたかと思ったら、いつの間にか中国語やマレー語に変わっている、なんてこともあります。開発が進んでいるシンガポールですが、雨宿りが遅刻の理由として通用したり、急にバスを停めてトイレに行く運転手さんがいたりと南国らしいのんびりとした出来事も多々あります。
日本文化については、アニメやドラマ、ゲームなどサブカルチャーが思ったよりも浸透しているのに驚きました。また日本料理のお店も多く、日本の食べ物が好きな人がたくさんいます。戦争の歴史があるので、お年寄りの中にはそうではない人もいるようですが、ほとんどの人は日本に対して良い印象を持ってくれていて嬉しいです。

Q3. 長岡で国際交流に関心のある人たちにメッセージをお願いします

一言で国際交流といってもイベントや活動の幅は広いので、少しでも興味が沸いたら何でも思い切って行動してみるべきだと思います。それが私の場合たまたま日本語教師という形になりましたが、直接仕事に関係なくても国際交流を通じて視野が広がり、日々の良い刺激になることは間違いありません!

機関紙「HOWDY」第76号に掲載された「がんばってます!OBOG」より
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    日本語教師の同僚とマレーシアのレゴランド

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    シンガポールの夜景をバックに

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    日本語を学ぶ現地学生と大久保さん(右から3人目)

相互リンク

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