英語が話せないけどだいじょうぶ?
「英語ができないから…」という日本人のコンプレックスがホストファミリーへの大きな壁になっています。でも、外国語ができないことは恥でも何でもありません。むしろ、少しの単語でも知っていることを誇りにすべきです。そして、誠心誠意で接すれば、身振り手振りでも相手に十分通じるはずです。
ホスト体験者の多くが体験談でそう話しています。また、辞書を片手にやり取りするのも、ほほえましいもの。相手の言葉を教えてもらったり、逆に日本語を教えてあげることもふれあいづくりには必要です。
どんな食事を出したらいいの?
主婦にとって悩みの種は食事の献立。「この際本格的な日本料理を!」と気張ってみても和洋折衷に慣れきっている主婦にとってはそう簡単にはいきません。まあ気張らず気張らず…。次のポイントをつかんでおけば必ず喜ばれます。
- 得意なものを作る
- いつも作っているハンバーグ、グラタン、から揚げ、肉じゃがといった、誰にでも好まれる料理ならまず大丈夫です。
- 日本料理にこだわらない
- 日本食ブームの昨今、ビジターの中にも寿司やさしみが好きだという人もいますが、本音は和洋中華のバラエティ料理を喜ぶ人が多いようです。
- 日本の食文化の押しつけはしない
- 納豆、塩から、梅干し、タコ、刺身、のり、お新香などはおおかたの外国人が苦手な食べ物ですから、無理強いは禁物です。ただし、「試してみますか」とすすめてみるのは悪くありません。
- 主婦も一緒にそろって食べる
- 食事中にホストマザーばかりが食卓と台所の間を行ったり来たりしていると落ち着かないものです。そろって料理を食べ歓談することがマナーです。
- 台所も料理の仕方もオープンに見せる
- 作るときから片付けるまで、いっしょに手伝ってもらうのが一番よいでしょう。台所に立たせてもらったと喜ぶ声がよく聞かれます。
- 食べられないもの
- ヒンドゥ教徒は牛肉を、イスラム教徒、ユダヤ教徒は、豚肉、ラードを食べませんし、ハム、ソーセージもほぼ食べることはできません。厳格なイスラム教徒は、アルコールも口にしません。また、肉、魚、乳製品を一切口にしない菜食主義者(ベジタリアン)もいますから、あらかじめ情報を得るようにしましょう。
金銭の負担は?
基本的に、滞在中の食事および集合場所までの送迎にかかるお金のみ負担していただきます。
ゲストの個人的な経費は、ゲスト本人が支払います。
また、平日の日中に、ゲストが当協会のプログラムに参加する際の昼食代などは、当協会が負担します。
ホームステイは国際理解を深めるために、善意と協力を感謝の心によって行われるボランティア活動です。ですから、むやみにお金をかけないように心がけるべきです。
金銭のことについては、そのつど誰が負担するのかをはっきりさせておかないとトラブルの原因になります。例えば、ゲストが自国の家族に電話をかけて通話料を支払わずに帰ってしまったとか、デパートなどの買い物の際、代金を立て替えたが、そのまま支払わずに帰ってしまったというようなことがあっては、ホストの心のしこりとなってしまいます。数回の市内通話料程度なら別として、外国への通話料とか、本人がお土産として買う品物の代金、あるいは特に本人が求めるプログラムで、かなりの経費を要する場合などは、当然本人負担であるということを了解してもらい、支払っていただくよう説明します。
部屋が狭くて…
狭い部屋でも工夫しだいで、心に温もりのある部屋にすることができます。机の上に花を飾り、壁に”Welcome to our home, Tom”などのメッセージを貼るのも喜ばれます。また、寝るときに見つけるように、天井にメッセージを貼ったり、家族の紹介を兼ねた寄せ書きを置いておくなどのちょっとした心遣いがうれしいものです。
日本のお風呂はだいじょうぶ?
外国の方は、みんなが同じお湯につかる日本のお風呂で、もっともカルチャーショックを受けるようです。まずは、専用のバスタオル、フェイスタオル、ウォッシュクロス(正方形の小型のタオルで直接からだを洗うもの)を3点セットでそろえて、お風呂の入り方を説明してあげましょう。
家族で自由の時間(夕方や週末)はどんなふうに過ごしたらいいの?
屋内プラン
- 料理をいっしょに作る
- 近所の人、親類、友人、知人を招いて紹介する(自分が歓迎されていることを知り、とても喜ばれます)
- ファミコン、トランプ、あっち向いてホイ、ビジターの国のゲームを楽しむ
- 楽器の演奏、互いの国の歌の紹介、カラオケ
- 折り紙(世界的にも珍しい遊びです。きれいな紙で折ればよい記念品になります)
- おはじき(意外と喜ばれます)
屋外プラン
- 祭り、盆踊り、縁日などへの参加
- 軽スポーツでストレス発散
(バドミントン、キャッチボール、サッカーのドリブル、テニス、水泳、ボーリングなどで軽く体をほぐす。ケガには十分気をつけて負担にならないように…)
- 徒歩や自転車でタウン・ウォッチング
(学校、保育園、武道場、スーパー、市場、交番、郵便局、お寺、神社、骨董品屋、畳屋、和菓子屋…)
- ハイキング(おにぎり持参でバーベキューをするのも楽しい)
簡単な英語・ドイツ語のあいさつを教えてください
下記の表を参照ください。
日本語 |
英語 |
英語の発音 |
ドイツ語 |
ドイツ語の発音 |
おはようございます |
Good Morning. |
グッ モーニング |
Guten Morgen. |
グーテン モルゲン |
こんにちは |
Hi! (Hello) |
ハーイ(ヘロー) |
Guten Tag. |
グーテン ターク |
こんばんは |
Good Evening. |
グッ イーヴニング |
Guten Abend. |
グーテン アーベント |
おやすみなさい |
Good night. |
グッ ナイト |
Gute Nacht. |
グーテン ナハト |
さようなら |
Good-bye. |
グッ バイ |
Auf Wiedersehen. |
アオフ ヴィーダーゼーエン |
ありがとう |
Thank you. |
サンキュー |
Danke Schön. |
ダンケ シェーン |
どういたしまして |
You’re welcome. |
ユーア ウェルカム |
Nichts zu danken. |
ニヒツ ツー ダンケン |
よくいらっしゃいました |
Welcome. |
ウェルカム |
Herzlich willkommen. |
ヘルツリッヒ ヴィルコメン |
私の名前は–です |
My name is –. |
マイネーム イズ — |
Mein name ist –. |
マイン ナーメ イストゥ– |
はい/いいえ |
Yes. / No. |
イエス/ノー |
Ya. / Nein. |
ヤー/ナイン |
よく眠れましたか |
Did you sleep well? |
ディッヂュー スリープ ウェル |
Haben Sie gut geschlafen? |
ハーベン ズィー ゲート グシュラーフェン |
わかりました |
I see |
アイ スィー |
Ich verstehe. |
イッヒ フェアシュテーエ |
わかりますか |
Do you understand? |
ドゥー ユー アンダスダンドゥ |
Haben Sie mich verstanden? |
ハーベン ズィー ミッヒ フェアシュタンデン |
わかりません |
I don’t understand. |
アイ ドントゥ アンダスタンドゥ |
Ich weib es nicht. |
イッヒ ヴァイス エス ニヒト |
これは何ですか |
What’s this? |
ワッツ ディス |
Was ist das? |
ヴァス イスト ダス |
すみません |
Excuse me. |
エクスキューズ ミー |
Entschuldigung. |
エントシュルディグング |
お会いできてうれしいです |
I am glad to meet you. |
アイアム グラッドゥ トゥー ミーチュー |
Ich freue mich, Sie kennenzulernen. |
イッヒ フロイエミッヒ ズィーケネンツーレルネン |
どうぞお願いします |
Please. |
プリーズ |
Bitte. |
ビッテ |
疲れましたか |
Are you tired? |
アー ユー タイアドゥ |
Sind Sie müde? |
ズィント ズィー ミューデ |
おなかがすきましたか |
Are you hungry? |
アー ユー ハングリ |
Haben Sie Hunger? |
ハーベン ズィー フンガー |
大変おいしいです |
Very delicious |
ベリー デリシャス |
Das ist sehr gut. |
ダス イスト ゼア グート |
今日/明日 |
today / tomorrow |
トゥデイ/トゥモロゥ |
Heute / morgen |
ホイテ/モルゲン |
行きましょう |
Let’s go. |
レッツ ゴー |
Wollen wir starten. |
ヴォーレン ヴィーア スターテン |