第2回中学生海外体験ホノルル市訪問事業
市内の中学1年生の代表が姉妹都市であるアメリカ合衆国ハワイ州ホノルル市を訪問、真珠湾攻撃や太平洋戦争についての歴史学習や現地の中学生や現地の方々との交流などを通じて、世界平和への意識と異文化理解を深めました。
日程
日程 | 内容 |
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2015/ 1/10(土) |
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1/11(日) |
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1/12(月) |
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1/13(火) |
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1/14(水) |
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1/15(木) |
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1/16(金) |
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1/17(土) |
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体験記
「平和になるためには、何が必要ですか?」
移動中の車の中で、私はエドさんに質問しました。エドさんとはハワイ日米協会名誉会長で、長くアメリカ軍で仕事をしていたエドウィン・ホーキンスさんです。
エドさんの答えは「信頼する人と友達になることが大切。人はどこに行っても一緒。友達になれる。」でした。私はその言葉にとても共感しました。国籍や言葉、文化が違ったとしても平和を願う心や、家族や友人を大切に思う心は一緒ではないかと思います。色々な国の人と友達になれば、その国とは戦争をしようと考えないと思うので、友達の輪が広がり、世界が平和になると思います。
(参加生)
「カワナナコア中学校」
カワナナコア中学校で私は友達を作ることができました。平和の意見交流をした時も、「戦争は傷つけ合い殺し合うから嫌だ」「友達になって助け合い、敬意を持つことが大切」などという意見が出て、国は違っても、戦争に対する思いは同じだと思いました。
人種も言葉も違う現地の中学生と短い間でしたが日本の文化を伝え楽しい会話が出来たことは貴重な経験となりました。事前研修で練習した「よさこいソーラン節」の踊りを披露したときは緊張しましたが、やり遂げた時はとても嬉しかったです。
(参加生)
「両方の立場に立ち」
今回の事業で、長岡の空襲と真珠湾攻撃を勉強し、両方の立場に立ち、両方の考えを感じることができました。70年たった今でも戦艦アリゾナがまだ残っているのを見て、戦争の時、自分は生まれていなかったけれども自分に無関係ではないと感じました。過去の経験を無駄にしないで、戦争を二度と起こさないようにしていくことが大事だと感じました。
戦争は本当に残虐な行為であったということを肌で感じたことは一生忘れません。平和が当たり前な世界に生きている僕のような若い世代の人達が、過去を教訓に二度と戦争を起こしてはいけないという知識を身につけるためにもホノルル研修を続けてほしいと思います。
(参加生)