第23回 中学生海外体験フォートワース市訪問事業
今年(2014年)で23回目を迎える「中学生海外体験フォートワース市訪問事業」は、アメリカの生活や教育等を体験することにより、異文化への正しい認識を持ち、国際理解教育の推進を図ることを目的に行っています。
今年はトリニティヴァリースクール、カントリー・デイ中学校、マクリーン中学校の3校が受入校となり、参加生30名、引率者2名ずつ、合計36名がホームステイをしながら、授業参加、異文化交流、市内の施設訪問等をしました。
さて、今年度参加したみなさんはどんな体験をしてきたのでしょうか?
日程
日 程 | トリニティ・ヴァリー中学校 | カントリー・デイ中学校 | マクリーン中学校 |
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10/18(土) |
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10/19(日) |
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10/20(月) |
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10/21(火) |
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10/22(水) |
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10/23(木) |
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10/24(金) |
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10/25(土) |
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10/26(日) |
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10/27(月) |
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体験記
参加するにあたり、僕たちは2つの目的を持って行きました。
1つ目は、「日本の文化を伝え、異文化ふれる」です。
姉妹都市に僕たちが行くということは、国際的に交流することです。日本の文化を伝え、異文化にふれることが国際的なつながりを深めることになると思います。また、ただ異文化にふれるのではなく、なぜこの文化は日本とちがうのだろうと考えることも意識してきました。
2つ目は、「世界を見て日本を知る」です。
アメリカでいろいろなものを見て、聞いて日本とのちがいにふれることは、逆に日本の今まで考えてもみなかったことを知るチャンスだと思って、見聞きするようにしました。例えば、僕はアメリカの中学生は放課後をどのように過ごすかに興味を持ち、日本とのちがいに関心をもとうと思いました。アメリカの学校ってどんな感じなんだろう?ホストファミリーは優しい人だろうか?食べ物はおいしいかな?すごくたくさんの疑問と不安がありました。でも、違いを楽しんで来よう、と思いました。
(参加生)
この訪問は私たちを大きく成長させてくれました。
何よりもこの30人の仲間とフォートワースに行けたことが私たちにとって一生忘れられない思い出です。
今回、経験したことは私たちがこれから生きていくうえで必要とされることばかりです。
体験を通して特に感じたことは、伝えようとする気持ち、そしてその国の文化を知り理解しようとする気持ちです。文法がめちゃくちゃな英語でも、とにかく身振り手振りや片言の英語で伝える。伝わらないのが悲しくてそこで伝えるのをやめてしまえば、お互いのことを分かり合うことはおろか、ともに生きていくことはできません。私たちは、どんになに伝えるのが難しくてもそこで諦めませんでした。だからこそ、ホストファミリーは私たちの文化に興味を持ち、理解してくれたんだと思います。ですから今後生きている上で伝える相手が外国人でも、そうでなくても、伝えようとする気持ちを強く持つことをこれからも大切にしていきたいです。
これによって、自分たちが今後大人になっていろんな人とかかわる上で必要とされる、コミュニケーション能力や理解力を今回の経験を糧に向上させていきたいと思います。
(参加生)