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交流活動Exchange

交流活動一覧

学生平和交流ホノルル

第5回学生平和交流 in Honolulu

長岡の大学生、専門学校生、高専生、高校生を対象に行う平和交流プログラム。
第5回目となる今回は、大学院生1名、大学生5名、高校生3名の計9名が参加し、真珠湾追悼式に出席するなど、長岡とホノルルの架け橋となるべく交流を行ってきました。


  • 追悼式典


  • パンチボウルでの献花


  • ホノルル総領事との会合


  • プナホウスクール訪問


  • ハワイ大学生との意見交換


  • ホノルル市経済開発部長との対談


日程

プログラム/日程
2015/
12/5(土)
  • 長岡出発
  • 成田空港発(JL782便)
  • ホノルル到着
  • 戦艦ミズーリ見学
  • フォード島戦跡見学
12/6(日)
  • 太平洋航空博物館見学
  • 長岡森市長と昼食懇親会
  • サブマリンツアー
12/7(月)
  • アリゾナ記念館訪問~式典参列
  • 真珠湾追悼式典出席
  • プナホウスクール訪問
  • 高校生との意見交換会・キャンパスツアー
  • ハワイ大学生と昼食・意見交換会
  • 売店で買物
12/8(火)
  • ワシントンプレイス(知事公舎)見学
    知事夫人(First Lady Dawn Ige)案内
  • ニコール・ヴァラスコ(ホノルル市経済開発部長表敬)
  • 国立太平洋記念墓地(パンチボウル)で献花
  • えひめ丸献花
  • ホノルル総領事館訪問
12/9(水)
  • ホテルチェックアウト
  • ホノルル発(JL785便)
12/10(木)
  • 成田空港着
  • 長岡着

体験記

Pathway to Reconciliation 渡邉 亜衣里

このプログラムに参加して一番強く感じたのは『平和への思いは必ず届く。例え戦争で対立した過去があ
ったとしても“和解・平和”は実現する』ということです。現地では私たちが真珠湾攻撃を計画・指揮した
山本五十六の出身地である長岡市の学生だからといって目の敵にされることもなく、むしろ多くの方に歓迎
して頂きました。今までは日本目線でしか太平洋戦争を考える機会ははありませんでしたが、今回たくさん
の資料館を回ったり体験談を聞いたりして、米国側から見た太平洋戦争を知ることが出来たのは大きな財産
になったと思います。

山本五十六が単なる敵国の指揮官ではなく、当時の米国の国力・軍事力を正しく理解していた人物として
紹介されている点や、戦闘機やパイロットの技術は当時、日本軍の方が米軍よりも高かったと評価されてい
る点に、米国の平和への歩み寄りを感じました。また、両市の平和イベントに互いの市長・市民などを招待
したり、長岡花火を真珠湾であげるため手を組んで奮闘したりと相互理解も強く感じました。長岡とホノル
ルの間に結ばれた絆は固い。そう思います。

今回このプログラムに参加したことで、平和に向けた活動をもっと自ら“発信”していきたくなりました。
必ず実現させるんだ、という強い思いをもって取り組みたいと思います。今回のプログラムを遂行するにあ
たりご尽力くださったすべての方にこの場をおかりして感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

ホノルルで学んだこと 吉原 りん

12月7日の朝早くから、私達は真珠湾の追悼式典に参加しました。思っていたよりも、日本人の方が参加
されていて驚きました。今回の式典のテーマは〝Pathway to Reconciliation”直訳すると「和解への道」。
式典のパンフレットには、日本とアメリカの国旗。素直に「すごい。」としか言葉が出ませんでした。

アリゾナ記念館やパンチボウル、えひめ丸へ行ったり、ファーストレディのイゲさんや経済開発局のニコ
ールさんなどに会って話を聞くなど、とても貴重な体験をすることができました。アリゾナ記念館には巨大
な戦艦が沈んでいて、今でも油がでていました。この戦艦を引き上げないのは日本とアメリカの考え方の違
いだと知りました。また、航空博物館で「日本人はアメリカの民家をねらっていない。」と聞き、日本の授
業などでそんな事聞いた事はないと思いました。だから、もっと日本人の方にも事実をしっかり知ってもら
いたいと感じました。

私はこのプログラムに参加して良かったと思います。メンバーの中で高校生が私1人で少し不安もありま
したが、優しい先輩たちや引率などの方々のおかげで充実した研修になりました。このプログラムに携った
方々、そしてメンバーに感謝したいです。本当にありがとうございました。

相互リンク

米百俵財団ウェブサイト