公益財団法人 長岡市国際交流協会 ロゴ

交流活動Exchange

交流活動一覧

インターナショナル・リーダーシップ・アカデミー

第24回インターナショナルリーダーシップアカデミー(ILA)

今年(2013年)で24回目を迎えたインターナショナルリーダーシップアカデミー(ILA)。毎年フォートワース(FW)市の姉妹都市の高校生が集まって、世界的な問題について討論します。今回はドイツ、イタリア、メキシコ、スワジランドから参加がありました。今年のテーマは“The world in HD”でした。

日程

1213

7/13(土) ・長岡出発
・TCU大学寮にチェックイン、周辺散策
・寮についてのオリエンテーション
・各市ミーティング
7/14(日) ・チーム分け活動
・FW近代美術館見学
・アモン・カーター美術館見学
・自由時間
・モンドドラム鑑賞
・各市ミーティング
7/15(月) ・ディスカッション1
・メイン・イベント(アミューズメント施設)でレクリエーション
・レクセンターでスポーツ(水泳、バレー・バスケットボール等)
・各市ミーティング
7/16(火) ・市議会表敬訪問
・ウォーターガーデンツアー
・ディスカッション2
・文化紹介準備
・ホストファミリーとクッキーレセプション&文化紹介
・各市ミーティング
7/17(水) ・コミュニティセンターでの活動
・ディスカッション3
・イラク学生と食事
・各国ダンス紹介(Jr.ILA、キッズ・フー・ケア、イラク学生と合同)
・各市ミーティング
7/18(木) ・ディスカッション4
・ディスカッション5
・TCU大学寮チェックアウト
・ホストファミリーと対面、ホームステイ
7/19(金) ・文化紹介
・イラク学生と難民ロールプレイ
・ホームステイ
7/20(土) ・ホームステイ
7/21(日) ・ホームステイ
7/22(月) ・ホストファミリーと朝食
・TCU大学寮チェックイン
・ディスカッション6
・FW姉妹都市協会理事と昼食
・ディスカッション7
・レクセンターでスポーツ(水泳、バレー・バスケットボール等)
・各市ミーティング
7/23(火) ・ディスカッション8
・チーム発表、タレントショーの練習
・タレントショー
・各市ミーティング
7/24(水) ・ディスカッション9
・ディスカッション10
(引率:グローバル・クラス)
・自由時間
・レクセンターでスポーツ(水泳、バレー・バスケットボール等)
・各市ミーティング
7/25(木) ・ディスカッション11
・修了式の練習
・ストックヤード見学、ショッピング
・ビリーボブズでラインダンス体験
・各市ミーティング
7/26(金) ・ディスカッション12 修了式準備
・ディスカッション13 修了式リハーサル
・ILAダンスパーティー
7/27(土) ・修了式の準備
・修了式
・フーレン・モールでショッピング
(引率:報告会)
・荷造り、清掃
・レクセンターでスポーツ(水泳、バレー・バスケットボール等)
7/28(日) ・寮をチェックアウト
・FW出発
7/29(月) ・日本に帰国

※TCU・・・フォートワース市にあるテキサス・クリスチャン大学

体験記

My Future

ILA2013は私にとって、忘れられない体験であり、かけがえのないものになりました。

「正直まだ実感が全然わかない」日本を出発した7月13日、私はアメリカに着いてもそう思っていました。緊張もしない、不安もない、ただ楽しみでしかたありませんでした。

 そんな私が大きな最初の壁にぶつかったのがおそらく3日目。初めてのセッションの日です。はっきり言って、とてもつらい時間でした。私はteam3。日本人は私1人でした。また、チームのみんなは英語がペラペラ。言ってることがわからない…わかった気がするけど自信がない…という連続でした。ファシリテーターのマツはすごくやさしく、親切で、私をたくさん助けてくれました。うれしかったけど、逆に、自分の英語のできなさを痛感させられて、悔しかったし、悲しかったです。日本に帰りたい、みんなと本当に仲良くなれるのかな、と思いました。でも、その日のCity meeting、私と同じような思いの人がいて、みんなで様々なことを話し合いました。私はその時、わかったことがありました。「わからない時は、誰かに頼って聞いてもいい、わかるまでtryする」ということです。私はセッションなどの時、わからないことがあったら、ファシリテーターやチームメイト、また、他のチームの友達など、たくさんの人に聞くことにしました。すると、聞いていないときでも、「わかった?」などと聞いて、助けてくれる友達ができました。やはり、コミュニケーションをとるにはあきらめないこと、一生懸命することが大切なんだと思いました。

 6日目。初めての1人でのホームステイスタート。この時は、ホームステイしなくていいから、ドームでみんなとすっと居たい!と思いました。それだけ、みんなと仲良くなれて、好きになっていたんだと思います。でも、ホストファミリーは本当に親切で、すごく良い思い出です。

 15日目。クロージングセレモニー。ここまでの14日間でやってきたことはすごくたくさんあったけど、あっという間だったし、みんなに初めて会ったのが、すごく前のように感じました。

 ILAは短い時間だったけど、ものすごく濃くて、自分にとって本当に大切な経験になりました。

 最後に、お世話になった皆様へ。日本メンバー:私はこのメンバーはすごく楽しくて、最高だと思います。みんなで準備のときからずっと一緒に活動できて本当に良かったです!このメンバーで楽しいことやつらいことを共有できたことは、私の一生の宝物です。また、FWでできたたくさんの友達は、ずっとずっと私の友達です。遠く離れているけれど、私はまたいつか絶対みんなに会えるような気がしています。その時までにもっと英語も勉強して、たくさん話せるように自分を磨いておきたいです!! そして、ILAに協力して下さった全ての方々、本当に本当にありがとうございました!!
 I love you all ♡
 Thank you for everything!!!
(参加生)

4ever

 今年の夏ほど濃い17日間を過ごすのは初めてだった。たった17日間で楽しんで、悩んで、緊張をして、別れを惜しんで…。いろいろなことがあった。本当にいろいろなことが。楽しかったことも辛かったこともあったけど、確実に言えるのは「ILAに参加できて良かった!」

 ILAはずっと私の憧れだった。「英語で話すのは好きだし、何度も国際交流を経験しているからきっと大丈夫。初対面の人と話すことは苦手だけど、この機会に克服したい。」そんな気持ちでILAに挑んだ。

 やっぱり外国の人たちと話すのはとても楽しかった!GodfredやEdwinとは日本語でも話して、Aliceとは「トトロ」のピアノレッスンをした。Aleにはスパニッシュを教えてもらったし、Lizとは恋ばなもした♡ Corinaとはただ名前を呼び合うだけのときも(笑)どうやって皆と話そうかと少し試行錯誤もしたけど、どの人も優しく、私を受け入れてくれてとても居心地が良かった。フリータイムが大好きだった。

 でも楽しいことばかりではなかった。予想はしていたけど、セッションは私にとって大きな壁に相当した。私のグループ『Brave Cakes 4ever』には日本人は私一人だけで、始めはとても不安だった。英語を聞き取るのに精一杯で自分の考えはまとまらない。自分で解釈した英語の確認をしたいけど日本語が通じる人はいない。そんなことを考えているうちにどんどん話は進んでいく…。初めてのセッションで何も出来なかったことに後悔して自分を責めたりもした。

 次の日のセッションでは「常に笑顔でいっぱい質問しよう」と決めた。そしたら他のメンバーが「Yu、大丈夫?」と気にかけてくれたのだ!私は一気に彼らに心を開いて活動できた。もちろん常に笑顔で。

 チームで寄せ書きをした時に「いつも笑っていたね」とか「Yuの英語は成長したね」と書いてくれた人が何人かいた。私のことを見ていてくれたのかなと思うと今でも胸がいっぱいになる。

 お別れの日。あっという間の日々の中でこんなにも別れ難く、大好きな仲間に出会えた。次はいつ会えるのかは全くわからない。でも出会えて良かったと心から思える仲間。そんな人たちと離れるのは辛すぎた。日本人はメキシコとスワジランドと共に最初にTCUを発った。最後まで手を握ってくれる仲間。バスが出発しても走って追いかけてくる仲間の姿が今でも鮮明に思い出される。

 正直、悩んでいて「帰りたい」と思ったことはある。でも今は「また行きたい」と思っている。ILAは私を強くしてくれたし、新たな課題を見つけてくれた。ILAに挑戦して本当に良かった!!! 支えてくださった皆様に心から感謝します。Thank you sooo much!!
(参加生)

相互リンク

米百俵財団ウェブサイト