第23回原信サマースカラシップ

平成２６年度で２３回目を迎えた原信サマースカラシップは、長岡市とフォートワース市の高校生９名がペアを組み、お互いの家にホームステイしながら、それぞれの市でのプログラムを通じて異文化や生活習慣を学ぶ事業です。約２０日間をパートナーと共に生活し、国境を越えた友情を育みます。

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プログラム日程

体験記

たくさんの感動

長岡高等学校　１年　和田　美紀

「英語が好き。英語力を高めたい。国際交流をして自分を高めたい。アメリカで楽しみたい！」そう思って私はこのプログラムに応募しました。合格してからの研修など準備期間には、初めての相互ホームステイへの期待、今までにないくらいのワクワク感でいっぱいでした。

　７月２８日の夕方。私はずっとフォートワースメンバーが長岡へやってくるこの時を心待ちにしていました。ホストブラザーのLe’Shawnと初めて顔を合わせたときは、お互いに少し緊張していたと思います。しかし、長岡プログラムが始まると緊張はあっという間に解け、どんどん仲が良くなっていきました。Le’Shawnは「いただきます。」や「ありがとう。」と覚えた日本語をたくさん使っていたので嬉しくなりました。それと同時に自分も英語をもっと頑張らなきゃだなと思いました。

　そして、８月８日。私達は希望を胸にアメリカへ向かいました。私にとっては初のアメリカ。大きい道、土地、食べ物、日本とは違う建物など驚きの連続でした。ホストファミリーはみんな、とても優しく、面白くて一緒に過ごすのが本当に楽しかったです。プログラムでいろいろな所へ行き、その後夜までずっと遊んだり、恋バナを楽しんだり、アメリカの開放的な空気の中で私達長岡メンバーとフォートワースメンバーの絆は深まりました。私の中で「外国人と話す」という感覚から「仲の良い同年代の友達と話す」という感覚に変わりました。仲良くなるには、やっぱり日本の高校生と同じように笑顔とかその人に興味を持つとか、そういうことが大事なんだなと、これは世界共通なんだなと発見することができました。

　こんな夢のようなプログラムを通して、これから自分がやらなけらばならないこと、これからの目標が見えてきました。
それは、英語です。Le’Shawnは私のつたない英語を理解しようと本当に一生懸命聞いてくれました。でも、もっと私に英語力があれば、伝えられたことがたくさんあります。意思疎通が簡単にできれば、もっともっと楽しめたと思います。だから、私の目標は次にLe’Shawn達に会うまでに英語を上達させることです。笑顔やジェスチャー、リアクションも大切に。世界に通用するコミュニケーション力を身につけたいです。そのために今できること、英語の勉強を頑張ります。

　最後に、原信様、国際交流協会の皆様、このプログラムに関わってくださった皆様、私達に貴重な経験をえてくださり、本当にありがとうございました。一生の思い出とたくさんの感動、新たな目標を得ることができました。

　長岡メンバー、フォートワースメンバーのみんな、このメンバーで活動することができて本当に良かったです。
ありがとう！！